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| Special Works 2 |
| 安倍安人 備前水指 SOLD |
| Size W21-H21 \1,050,000 二重箱 |
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| 2004年 備前・伊部・緋襷の水指3作品がニューヨーク市にあるメトロポリタン美術館に収蔵されました。大変素晴らしい事であり、嬉しい出来事となりました。この作品は近年の作品で、安倍備前を強く感じさせられる焼き成りとなっております。画一的に作品を評価する傾向が強い現代において、その作家ならではの進化したスタイルを評価することが一番重要な視点ではないでしょうか。この色合いはまさに近年の安倍先生独自のものであり、古備前にも現代にも見当たらないものです。造形は進化し、より完成されたものへとなっております。人によって捉え方が異なりますが、作品はある意味完成されていなければならないものであり、その度合いの高い作品には自然と魅了されるものです。物体としての存在感は、非常に目を瞠ります。まるで鉄で出来ているかのような重厚感と触れたときに感じる質感。また表にはグレーの中に出た紅いヌケ、裏には紅い中に出たグレーのヌケと反転された焼き成り。安倍先生は昨年の当ギャラリーで開催されました展覧会におきまして出品された限定10作獣戯紋酒器に見られましたようなストーリー性や、ユニークさがどこかに表現されている作品がございます。逃げる兎に向かう矢のように、なにかアクションに対してのリアクションのようなものです。先生の多くの作品には、人間が腰に右手をあてポーズをとると自然に左足が前に出るように自然な動きやバランスが造形されております。鉄を打って面を丸く仕上げたかのような胴体上部、面のおりなす胴体中央部から下部への表情と、耳の造りと付け方やバランスにうまさを感じさせられます。伊部・備前・緋襷と大きく3つに分けられる安倍備前の中で、最も安倍色が強く表現されておりますのは、備前ではないでしょうか。Special な作品です。備前焼ギャラリー青山 伊藤 |
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| 伊部と備前の区別(安倍先生の作品に限る区別となります)伊部…陶土(地肌の土)と異なる土を塗り土したもので、黒く焼きあがる傾向があります。そのようなものが伊部ということは一般的に知られておりますが、形から来る事はあまり知られておりません。細工ものに適しており細工を生かす効果があります。江戸期に多く見られる細工ものもこの技法を用いてます。桃山期にもこの技法がありました。それは形という要素、焼きの要素両方からなるもの、または一方だけからなるものがあります。漢の銅器、宋の青磁、高麗青磁等を写した形のものが伊部には実在しており、阿古蛇(南瓜)徳利や瓢徳利はその一つです。耳盃は先生オリジナルの伊部(細工もの)となります。備前(土味)…陶土(地肌の土)に共土(同じ土)を塗ったもので、形に決まった特徴は無いです。 |
| 安倍安人 略歴 |
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