特設 備前と花の美 1
No.170 SOLD
木村肇
Size W10-H9,5
\39,900 箱
春爛漫
当店で育てている椿や、山吹がいっせいに新芽を出し、とても美しい姿を魅せてくれてます。ついこの前までの山吹は棒切れのように枝だけの寂しい姿でした。椿も枝葉だけでした。春は本当に生命の強さ、美しさを実感させてくれ、私たちの心を潤してくれます。
花 篤山椿 原産地 日本 花期 12月〜4月
白色の一重咲きです。花は椀咲きから少し開 いてラッパ咲きとなり、弁質が厚いため長くこの形を崩さず美しいです。先細りの雄しべが花全体を引き締めて花に清雅な気品をもたらしています。 伊予小松藩の儒者・近藤篤山の遺愛の椿として、母樹は小松市近藤邸にあります。
作品 備前一輪挿し
瓢形の一輪活けで、正面と裏側にそれぞれ牡丹餅があります。牡丹餅とは、昔の陶工が窯の中の空間を最大限に利用するために、例えば小鉢を大皿の上に置くなど、器を他の器の上へ重ねた跡のことです。その部分は炎の影響を受けにくいので周囲と焼け味が異なりそれが牡丹餅のように見えることからこの名が付きました。現在では景色をつくるために意図的に道具土などをかぶせて焼くこともあります。牡丹餅=”ヌケ”た部分は本来の土味を見ることができ、その周りとのコントラストや、境界線の色合い等が見所となります。闇夜にポッカリ浮かんだ満月のように見えます。私は牡丹餅と呼ぶよりは、満月と呼びたいです。
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